犬が主体的にモニター越しで人間とコミュニケーションをとる時代が来たのかもしれません。
この「ドッグフォン」は柔らかいボールの形状になっており、ボールを動かすとビデオ通話が開始される仕組みです。飼い主は、電話を受けるかどうか、電話を切るかどうかを選択することができます。また、ペットに電話をかけることもできますが、犬はボールを動かして電話を受ける必要があります。
この「ドッグフォン」はグラスゴー大学のイリェナ・ドウグラス博士らによって開発され、Proceedings of the Association for Computing Machinery on Computer-Human interactionに研究論文を掲載しています。
ザックがボールを拾うこととコールをすることの因果関係を認識していたかはわからないそうですが、家で一緒にいるときと同じ行動を示したそうです。
イリェナ・ドウグラス博士は、犬用のソーシャルメディアで、犬同士がお互いに呼び合う未来を想像しているそうです。
イリェナ・ドウグラス博士 によるドッグフォンの説明動画