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メディカル・ミディアムMedical Medium:1型・2型糖尿病

2型糖尿病と低血糖

EBVが原因ではない疾患も紹介されています。

2型糖尿病と低血糖はアドレナリンを分泌する副腎が大きく関連するそうです。

2型糖尿病は、すい臓から分泌されるインスリンの働きの低下、つまり「インスリンの作用不足」が原因で起こります。
糖分を含む食べ物は唾液や消化酵素でブドウ糖に分解され、小腸から血液中に吸収されます。食事によって血液中のブドウ糖が増えると、すい臓からインスリンが分泌され、ブドウ糖が筋肉などに送り込まれエネルギーとして利用されます。
そのため「インスリンの作用不足」が起こると、血液中のブドウ糖を上手に処理できなくなり、血糖値の高い状態が続くようになります。

https://www.diabetes.co.jp/diabetes/about2.aspx

2型糖尿病の国内患者数は316万人になるそうで、増加傾向にあります。

厚生労働省の「患者調査」によると、糖尿病の患者数は316万6,000人となり、前回(2011年)調査の270万から46万6,000人増えて、過去最高となった。 

http://www.dm-net.co.jp/calendar/chousa/all.php  仕事など何かしらの悩みやストレスで副腎はアドレナリンを分泌します。危機的状況が続くことで、マイナス感情のアドレナリンは膵臓をすり減らすと著者は言います。さらにストレスから、油で揚げた高脂質の食事、アイスクリーム、クッキーなどをやけ食いすれば、さらに膵臓に負担がかかります。

また、マイナス感情のアドレナリンと膵臓が分泌するインスリンの混合物を細胞は避けるようになるそうです。さらに重い、大量の食事もアドレナリンをたくさん分泌させることにつながり、次第に膵臓を弱めていきます。

副腎疲労を起こせば、不安定な副腎はアドレナリンの量を過大に過小に、極端に分泌するようになります(著者によれば、副腎は56もの異なるアドレナリンを分泌しているとのこと)。
一般的に糖が問題視されますが、実際は脂質が大きな原因(または糖と脂質の組み合わせ)だそうです。赤身の肉でも、ファストフードでも肝臓に負担をかけてしまい、インスリン抵抗性につながるそうです。脂質は膵臓に分解酵素を分泌するようさらに働かせ、先述したネガティブな感情もあわせて2型糖尿病を生じさせる原因となっていくそうです。

1型糖尿病

1型糖尿病については原因も2型とは違うとされます。患者数は少なく、10万人に数人ほどとされます。以下ウィキより

生活習慣の影響による糖尿病の2型糖尿病とは異なり、1型糖尿病は生活習慣とは無関係の自己免疫性疾患などが原因とされ、原因は異なるが同じ糖尿病の病態を示す。膵臓にあるβ細胞は、血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンを分泌している。ところが、何らかの原因によりこのβ細胞が破壊されてしまうと、インスリンの分泌が極度に低下するか、ほとんど分泌されなくなり、糖尿病を発症する。インスリンが機能しないため血糖値が上昇し、糖尿病性昏睡などの急性のものから、糖尿病性腎症などの慢性のものまで、さまざまな合併症を引き起こし、最悪の場合死に至る。20世紀前半にインスリンが治療応用されるまでは、極度の食事制限を要する致死的疾患の一つであった。

予防法は分かっていない[5]。根治法はなく対症療法が行われる。経口血糖降下薬などの飲み薬は無効で、患者はかならず注射薬であるインスリンを常に携帯し、毎日自分で注射しなくてはならない.[1]。今日ではペン型注射器などが開発され、発症者の大半である小児でも自分で打ちやすくなった。 

ラジオ「Understanding Type 1 & Type 2 Diabetes」によれば、1型糖尿病は病原菌が原因。ウイルスが膵臓を攻撃しているとのこと。

対処法

糖質オフで、動物性のタンパク質と野菜を中心にした食事を著者は勧めていません。代わりに、新鮮なフルーツと野菜を中心に、脂質を減らすように言っています。高脂質は膵臓と肝臓に負担をかけ、炭水化物(糖質)を抜くのは身体が必要とするエネルギーを奪ってしまいます。インスリンを処方されても、傷ついた副腎、膵臓、肝臓といった根本的問題は対処されていないそうです。

ヒーリングフード

以前の記事で紹介したEBVの記事で出てきたワイルドブルーベリー、ホウレンソウ、セロリ、パパイヤ、スプラウト、ケール、ラズベリー、アスパラガス。これらは肝臓のデトックス、膵臓と副腎のサポートに役立つそうです。

避けたほうがよい食べ物として、チーズ、ミルク、クリーム、バター、卵、油、フルーツとローハニー(生はちみつ)以外の糖分。

また、ハーブとサプリは亜鉛、クロム、スピルリナ、エスターC、アルファリポ酸、シリカなどが挙げられています。

副腎疲労を起こしているなら、1時間半~2時間でフルーツ(例:デーツ、セロリ、リンゴ、アボカド、ホウレンソウ、オレンジ、サツマイモなど)をスナック代わりに摂取して、ブドウ糖の値を低くしないようにする方法を記述しています。ブドウ糖の値が低くなれば、副腎はコルチゾールなどの緊急用ホルモンを分泌する必要に迫られ、副腎を疲労させてしまうそうです。

KAMUYAI編集部http://kamuyai.com
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